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株式会社 夢の友出版 公式ブログ

 

村上春樹氏の新刊『職業としての小説家』 

 村上春樹氏が、アメリカ文学研究者の柴田元幸氏が責任編集をつとめる文芸誌『MONKEY』( スイッチ・パブリッシング)に創刊号から連載している「村上春樹私的講演録」に、新たに書下ろしを加えた長編エッセイ『職業としての小説家』が来月(9月10日)発売になる。村上春樹氏が、自身の小説とその根底にある文学観・世界観について、初めて本格的に語った内容ということで、春樹ファン・文学ファンのみならず、ひろく期待が高まっている。本書は、村上氏がなぜ小説家という職業を選び、どのように書き続けているかを綴ったもので、これまで読者がどうしても知りたかった多くの問いに答える内容となっている。
 予約を受け付けている紀伊國屋書店のホームページでは、以下のように紹介している。

『・なぜ小説を書き続けるのか?
・芥川賞、ノーベル賞・・・いま文学賞について、どんなことを思っているのか?
・小説における「オリジナリティー」とは、何か?
・小説家はなぜ、素晴らしい職業なのか?
・どんなふうに、小説を書きはじめたのか?
・長編小説を書くために、必要不可欠なものは何か?
・小説を書くための「しぶといフィジカル」と「強い心」は、どのように獲得されたか?
・学校というものを、どう考えているのか?
・小説に登場させるキャラクターは、いかにして作り上げるのか?
・誰のために書くのか?
・なぜ日本を出て、どのようにして世界へと踏み出していったのか?』

 また、紀伊国屋書店では、村上春樹氏の『職業としての小説家』の初版10万部のうち9万部を買い取り、自社店舗の他、取次経由で他の書店にも卸すと発表している。これは、アマゾンなどのインターネット書店に対抗することが目的で、リアルな書店が巻き返しを図る戦略のひとつ。これによってネット書店での初版の販売は5,000部にとどまる見通しという。(朝日新聞デジタル版より)

『職業としての小説家』村上春樹著 スイッチ・パブリッシング刊(2015/09/10発売予定)
ISBN 9784884184438 価格:¥1,944(本体¥1,800)

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