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株式会社 夢の友出版 公式ブログ

 

欲しい古本を探す!~電子書籍も入れない古書の世界 

 古書店は、一般には古本屋と呼ばれていますが、古書市場は、今流行の電子書籍が入り込めない世界です。また、どこにどういう古書が眠っているかも把握するのが非常に難しいのです。珍しい古書を探すには、自分の足で古書店をまわるという方法が最も有効というのが現状で、珍しいものであればあるほど見つけ出すのに大変な労力が必要となります。
 今回は、本好きの方のために、古書を探す方法を考えてみましょう。

① まず、前述のように、基本的な方法として古書店を丹念にまわる。
② 各地で開催される古書フェアなどにこまめに出かける。
③ 各地域の古書店が共同で作成している目録・古書ニュースなどに目をとおす。
④ 『日本古書通信』*などの探求書欄を活用して探す。
⑤ 古書店の店主と親しくなり、古書店ネットワークを活用したり秘密の情報を聞き出す。
⑥ ネットなどで古書好きの仲間と連携し、口コミ情報を入手する。etc.

 他にもいろいろ考えられますが、ある程度古書店まわりをしたら、親しい古書店主に依頼して探してもらうのが早い方法でしょう。
 「古書とは人格的につきあう。」(紀田順一郎)という言葉は、古書探しの真髄を語っているといえます。また、「大きな古本屋に頼めば、即座に見つけ出してくれるかも知れないが、それではあまりに面白味がない」(上村達男『本のある風景』)とすれば、古書を自分の足で探すことに悦びを見出すことが、古書探しの正道ということかも知れませんね。
 専門書やそのバックナンバーなどは、資料関係を専門に扱う古書店に依頼する必要があります。このような専門店は、公立図書館や研究機関とも関係が深く分野を限定して情報をもっていますので、比較的容易に見つかる可能性もあります。
 なお、古書の値段が適正かどうかの判断は、ご自分の経験と勘に頼るしかありません。

(注)*『(月刊)日本古書通信』(日本古書通信社)は、創刊1934年(昭和9)1月。創刊以来、古今東西のあらゆる書物や、古書探求にまつわる人々の話題を、研究的にまた読んで楽しい随筆として掲載。各地で発行された知られざる特殊文献の紹介、古書即売会などイベントの情報、書物に関した展覧会情報などのコーナーがある。雑誌後半は、全国の古書店による古書の通信販売目録で、各店が選りすぐりの珍本稀書を掲載。2012年11月号で通巻1000号を達成。
◆連絡先 日本古書通信社
TEL03-3292-0508  FAX03-3292-0285  e-mail:kotsu@kosho.

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