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株式会社 夢の友出版 公式ブログ

 

夢とエンターテインメントの王国を築いたウォルト・ディズニー 

1901年12月5日、アメリカ・シカゴで生まれたウォルト・ディズニーは、幼少のころから絵を描くことが好きで、スケッチや動物などの絵を描いていたといいます。また、父親が鉄道員で自宅の庭にミニチュアの汽車が走っていたので、ウォルトは汽車が大好きでした。1911年には引っ越したカンザスシティーの絵画教室で本格的に絵を学びました。
その後、16歳で赤十字の救護看護隊員として入隊し、第一次世界大戦真っただ中のフランス戦線に参加。終戦で帰国すると、夢を実現すべく漫画家を目指したウォルトは、さまざまの試練を経験したあと、カンザスフィルム社にアニメーターとして雇われることとなりました。ここで短編アニメの制作に携わり制作技術を磨いていくうちに、ウォルトはアニメーションの将来性を確信します。
1922年、自らラフォグラム・フィルム社(後にディズニー社に発展)を設立し本格的にアニメ制作に取り組みます。1926年の『兎のオズワルド』でウサギとモーティマーという名前のネズミを登場させ、1928年には業界初の音声入りアニメ映画『蒸気船ウィリー』で、ついにミッキーマウスを誕生させました。ミッキーはシナリオの独創性とデッサンの素晴らしさで、ブロードウェイで大人気を博すこととなります。
ミッキーの人気は、新しい仲間が増えるたびに高まり、ミッキーの恋人ミニーに次いで1932年のプルートとグーフィー、1934年にアヒルのドナルドが登場するに及んで、ミッキーのアニメ映画は黄金期を迎えました。
しかし、ウォルトは決して現状に満足せず、さらに大きな夢の実現に向けて技術的な革新を模索しつづけます。1932年にはカラー化に取り組んだ『花と木』でオスカーを授与されました。1937年には、それまで不可能とされていた長編のアニメ作品『白雪姫と7人のこびと』を完成させ、高い評価を得て世界中で上映されました。
その後、1939年『ピノキオ』、1940年『ファンタジア』、1941年『ダンボ』を次々に発表しました。第二次世界大戦後も、1950年『シンデレラ』と『宝島』、1951年『不思議の国のアリス』、1953年『ピーターパン』、1959年『眠れる森の美女』、1961年『101匹わんちゃん大行進』、1964年ミュージカル劇『メリー・ポピンズ』など、いずれも大ヒットさせました。ウォルト作品は、短編アニメなどを含めてそれまでに29のオスカーを授与されました。
また、1955年には、ウォルトと兄のロイによって、長年夢に描いてきたアニメの世界を現実世界に出現させたテーマパーク「ディズニーランド」をロサンゼルス郊外に開幕し、“アメリカをつくり上げてきた理想と夢と試練にささげる”と銘打ちました。1971年にはフロリダに広大な「ディズニーワールド」をオープンし、いずれも大成功を収めました。この時点で、テーマパークは会社の総売上高の70%を占めるまでになりました。1983年には「東京ディズニーランド」、1992年に「ユーロディズニー」(後に、ディズニーランドパリ)がオープンするなど、ウォルトの夢の王国はその後も世界中に広がっていきました。
1966年12月15日、カリフォルニア・バーバンクにてウォルト・ディズニー死去。
彼の果てない夢は、彼とその世界を愛する世界中の人々に受け継がれ、今も拡大しつづけています。

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「アルプスの少女ハイジ」の世界 

表題のTVアニメシリーズは、今から38年前、1974年1月にスタートし以後1年間52回にわたって放映されたもの。原作者はスイスの女流文学者ヨハンナ・スピリ。演出は高畑勲氏、場面設定・画面構成に宮崎駿氏、作画監督・キャラクターデザインに小田部羊一氏で、いずれも日本アニメを現在の隆盛へと導いた先駆者たちの渾身の努力により誕生した作品だ。
放映後は、日本ばかりでなくヨーロッパなど海外でも大きな反響を呼び、スイスの人たちでさえ原作より日本アニメのハイジの方をよく知っているそうだ。
その魅力とはなんだろう。主人公のハイジは、いわば太陽と牧草の香りのする自然の少女である。アルプスの山々と木々や緑に囲まれた地で、祖父のアルムおじさんとセントバーナード犬・ヨーゼフとの生活や近くの村に住む牧童少年ペーテルとの交流をとおして、ハイジは、大自然に抱かれる素晴らしさと喜びを体感し、思いやりに満ちた純粋なこころと物怖じしない底抜けに明るい性格を育んでいく。この自然の清涼感とウキウキするような楽しさが全編に流れているところが、この作品の大きな魅力のひとつだ。
その後、フランクフルトの富裕な家庭で足の不自由な少女クララの話し相手として生活を共にすることになるが、厳格な家庭教師と都会の生活に馴染めないハイジは、体調を崩して山に戻ってしまう。ところが、あとに残されたクララは、寂しさのあまりハイジを追いかけて山にやって来る。
大自然の息吹の中、ハイジと一緒に過ごすうちにクララの気持ちは晴れ、やがて不自由だった足が回復して歩けるように。ハイジとクララは大きな喜びに包まれる。そこでは祖父の暖かい思いやりが大きな力となっていた。
時は過ぎ、山の厳しい冬を過ごすことが難しいクララは、ハイジと別れフランクフルトに帰ることに。すでに無二の親友となった二人は、来年春、山での再会を約束して分かれる。物語の最後は、ハイジがクララとの再会を夢見ているところで終わっている。
このアニメ作品は、ヨハンナ・スピリの原作とは多少設定が異なっているが、ヨーロッパアルプスを舞台にして、自然への讃歌とその中で育まれる純粋な心の大切さを描いた名作だ。全編が明るさと清らかさに満ちた、健康的で詩的な物語である。このハイジをめぐる物語は、時を越えて、これからも多くの人びとのこころにさわやかな風を送り続けてくれるに違いない。

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