FC2ブログ
11 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 01

株式会社 夢の友出版 公式ブログ

 

口ぐせから知るグズのタイプ~先延ばしする心理とは? 

 やるべきことはわかっているのに、なぜか先延ばししてしまう。誰もが陥る“グズの心理”を、その“口ぐせ”から6つのタイプ別に分類。それぞれのタイプの特徴と注意点をあげました。あなたは、どのタイプのグズに属しますか?それとも自分は誓ってグズではないといえますか?

① 「どこから手をつければいいのだろうか?」= 抱え込み型グズ
 責任感が強くお人好しの人がなりやすいタイプで、期待に応えたい、人に嫌われたくない、人から高く評価されたいという欲求が強くて、頼まれると「ノー」ということができません。ストレスがたまると現実逃避や仕事を完全に放棄したりすることも。このタイプの人は、キャパシティー以上の仕事を抱え込まないようにすることが大切です。

② 「失敗したらどうしよう……」=臆病型グズ
 周囲に気を遣う人や慎重な人がなりやすいタイプで、自分への評価を気にし過ぎたり、まだ起きてもいない悪い結果に不安を抱いたりして、初めの一歩が踏み出せません。その不安がしだいに確信にかわり、身動きできなくなります。このタイプの人は、大きなチャンスをみすみす逃したり、他人をあてにしてしまう傾向があります。決して怠惰なわけではなく、ただ臆病なだけなのです。

③ 「中途半端ならやらない方がまし。」=生まじめ型グズ
 高い目標を掲げ、完璧を目指す人がなりやすいタイプで、100パーセント完璧でなければならないというプレッシャーで心身が委縮してしまい、実力が発揮でません。途中で挫折しては自分のプライドが傷つくので、どんなに時間がかかってもやり遂げるか、あるいは、初めからやらない方がよいと虚勢を張ってしまいます。大きな挫折感や自分への不信感で無気力人間になったり、ある程度で妥協した協力者を軽蔑して、敵に回してしまうことにもなりかねません。

④ 「まだ大丈夫。いざとなったら何とかなる。」=スリル型グズ
 極力無駄を省き、要領よく物事をこなせる実力者ほど陥りやすいタイプで、自分は土壇場に強く実力もあるので最終的には帳尻を合わせることができると信じていて、地道な努力は必要ないと思っています。ギリギリまで追い込まれないとやる気が出ないので、自ら危機的状況を作りだし悪循環を繰り返す傾向があります。問題をクリアできなかった場合、結局、周囲の信用を失いかねません。

⑤ 「自分だって、いつかきっと……」=お気楽型グズ
 大きな夢を持ち、楽観的な考え方をする人ほど陥りやすいタイプで、言葉だけで夢を語ることの安易さに慣れ、地道な行動の積み重ねがとてつもなく面倒で困難なことのように思えてきます。厳しい現実から目を背けようとし、極端な場合は、現実そのものを否定するようになります。そのため、やりがいや生きがいを見いだせないまま、意欲はますます失われてしまいます。そして「いつかきっと……」と繰り返すことになります。

⑥ 「何でわたしがこんなことを……」=きかん坊型グズ
 プライドが高く、自分の行動や考え方に絶対の自信を持っているタイプで、他人の力を借りなくても、自分ひとりで何でもできると思っています。人から強制されたり意見されたりするとプライドを傷つけられたと感じてしまい、自分のやるべきことを放り出してしまうことも。人の好意やアドバイスを拒絶して、目の前の問題は解決されないまま、新たな問題を増やしてしまうことにもなりかねません。

 グズで損をすることはあっても、得することはまずありません。生まれつきグズという人もいません。どうせ自分は~と思う前に、グズの心理的な側面を知って、その罠に陥る前に自分自身に問いかけ、心のチェックをしてみてはいかかでしょう。

 (参考・引用文献:齊藤勇著『グズの心理』)

FC2 Blog Ranking

スポンサーサイト

Category: 心理

Thread: 今日のブログ

Janre: ブログ

tb 0 : cm 0   

マズローの自己実現の心理学とは? 

 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow, 1908~1970)は、アメリカ・ニューヨーク市ブルックリン出身の心理学者。ウィスコンシン大学卒。学生時代はスポーツ選手として活躍。アメリカの心理学会長を務めた。
 マズローは、人間には本来可能性を追求する本性があるとし、無限の可能性を信じて一つひとつ具体化していけばやがて最高の境地に達する、それが「自己実現」を果たすことだとした。これは、フロイト派の精神病理を解明する心理学や人間と動物を区別しない行動主義心理学とは区別され、いわゆる「心理学の第三勢力」と呼ばれており、心の健康を目的とし人間の自己実現を追究する心理学とされる。

 マズローは人間の欲求を分析し、心理学に新しい方向性を与えようとした。これは、マズローの欲求段階説と呼ばれ、人は下位の欲求が満たされると、その上の欲求の充足を目指していくというもの。下から順に、「生理的欲求」「安全の欲求」「帰属の欲求」「自我の欲求」「自己実現の欲求」という順で、この順番に満たされていくことで、最終的に自己実現が達成されるとする。

 いいかえれば、自己実現を達成するには、前提となる基礎的欲求を満たし、自分の才能・能力を十分に発揮し最大限の効果を得るためのプログラムを構築・実践するべき、ということになろう。このように考えると極めて明快で楽天主義的ともいえるが、これまでの心理学が抑うつ現象など病理現象を主な対象としてきたことを考えると、このマズロー説には一種の爽快感さえ覚える。

 なお、マズローの心理学は、企業において従業員の動機づけやマーケティングにも活用されてきたが、基本はあくまでも人間の精神的成長の過程を対象としている。

◆参考 マズローの「欲求五段階」
「生理的欲求」 空気、水、食べ物、睡眠など、人が生きていく上で欠かせない基本的な欲求。
「安全の欲求」 安全・安心な暮らしや暴力などによって生を脅かされないことの欲求。
「帰属の欲求」 会社、家族、国家など、集団へ帰属していたいという欲求。
「自我の欲求」 他人からの賞賛を求める欲求。集団への帰属が前提。この欲求は、“仕事の遂行や達成”と“他人から注目され賞賛されること”の二つの欲求に分かれる。
「自己実現の欲求」 自分の思い描くものになりたいという純粋な欲求。例えば、自分の描きたい絵画に打ち込む芸術家などの創造的欲求など。

FC2 Blog Ranking


Category: 心理

Thread: 科学・医療・心理

Janre: 学問・文化・芸術

tb 0 : cm 0   

フロイト~人間の無意識を白日のもとにさらした精神分析の創始者 

 ジークムント・フロイト(Sigmund Freud、1856~1939)は、1856年5月6日、現在のチェコ共和国モラヴィア地方のフライベルグで生まれ、幼少時代をウィーンで過ごした。1873年10月、フロイトはウィーン大学医学部に入学、1881年3月に学位を取得した。その後、奨学金を受けてパリのサルペトリエール大学病院で、ヒステリーの研究で有名なジャン・マルタン・シャルコーに学んだ。当時のフロイトの書簡には、シャルコーについて「もっとも偉大な医師の一人で、彼の理性は天才に近い」と綴っているが、シャルコーのヒステリー理論は、純粋に物理的な説明を旨としていたため、その後、一線を画すことになる。
 フロイトに決定的な影響を与えたのは、神経病学者ヨーゼフ・ブロイアーとの出会いである。ブロイアーとの研究の中で、ある女性のヒステリー患者の症例から、精神分析の基礎となる「語りによる癒し」を発見する。これによって、催眠療法や夢の分析など人間の無意識に着目した自由な連想によるフロイト独自の治療法が考案され、いわゆる「精神分析」として発展した。当時、チューリヒの若き精神医学者カール・グスタフ・ユングは、フロイトの最も熱心な支持者であり、10年ほど交流をつづけた。
 その後、フロイトの弟子たちによって「ウィーン精神分析学会」が発足し、1908年ザルツブルグで「第1回国際精神分析学会」が開催された。1909年フロイトは、弟子たちとともに渡米し熱烈な歓迎を受けた。この時のクラーク大学での精神分析手法についての講演は、『精神分析についての5つの講義』として出版され大きな反響を呼んだ。
 この時期には、口唇期、肛門期、男根期の三段階の存在『性理論についての3つの理論』(1905)や、子どもが共通にもつ感情として、母親への愛情と父親への嫉妬の念を指摘したエディプス・コンプレックスの理論(『夢判断』1900)など、センセーショナルな理論を発表した。
 しかし、親交を持ってきたユング(後に、普遍的無意識の理論を提唱)との意見の対立による決別や、さらには1914年に勃発した第一次世界大戦の戦禍は大きく、悲哀のしくみについて考察した『悲哀のメランコリー』(1915)の発表などは、大戦をさかいに、フロイトを普遍的な現象の研究、いわば原点回帰へと向かわせる契機となった。1930年には『文明への不満』を発表し、西洋文明が立脚している進歩の概念への疑問を投げかけている。

 長いあいだ埋もれていた人間の無意識の領域に立ち入り、その役割をあきらかにした精神分析の手法と理論により、フロイトが20世紀における知的革命の先駆者として果たした役割は極めて大きい。その理論は、現在においても次々と新しい角度から研究されつづけている。
 1939年9月23日、フロイトは、ナチス・ドイツから逃れるため家族とともに亡命したロンドンで死去した。

FC2 Blog Ranking

Category: 心理

Thread: 今日のブログ

Janre: ブログ

tb 0 : cm 0   

悩みを克服し強い心をつくる~禅を採り入れた「ゲシュタルト療法」とは? 

ゲシュタルト療法は、精神科医フリッツ・パールズ(Fritz Perls)が開発した心理療法で、“悩まない心の持ち方”を示したもの。彼は、日本での禅修行体験で学んだ瞑想や精神統一などを採り入れ、独自の心理療法をつくりだした。ゲシュタルト(Gestalt)とは、ドイツ語で形、形態、状態などをあらわすことば。
この療法は、第三の心理学とも呼ばれて、過去に何をしたか、それはなぜなのかを問わずに、今ここで、なにをどのように話しているかを問題にする。そのことに気づき体験することによって、現実認識と自分自身を覚醒し、精神的自由を取り戻すことを目的とする。
以下は、この療法の九つの原則。
① 今を生きること。
② ここで生きること。
③ 現実を直視すること。
④ 不快な感情を受け入れること。
⑤ 考えることより感じることを大切にすること。
⑥ 判断することをやめて表現すること。
⑦ 権威者をつくらないこと。
⑧ 自分自身であること。
⑨ 自分に責任を持つこと。

これらの原則は、人生のあらゆる場面で活用できるもので、処世術の指針として役立つものといえる。

[参考] 以下は、「ゲシュタルトの祈り」と呼ばれ、パールズがゲシュタルト療法に活用した自作の詩。(大意)
私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に生まれてきたわけじゃない。
あなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に生まれてきたわけじゃない。
もし縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
もし出会えなくても、それは仕方のないこと。

FC2 Blog Ranking

Category: 心理

Thread: セラピー&ヒーリング

Janre: 心と身体

tb 0 : cm 0